自然環境も守り育てている樹木墓地
樹木葬への注目が高まると共に樹木墓地や樹林墓地という名称も散見されるようになって来ました。
樹木葬という形式がまだ新しいこともあって用語の概念も定まり切っていないため、樹木葬は一本の樹木の元に個別に埋葬される形式で、樹林墓地はシンボルツリーとも呼ばれる1本の樹木の元に複数名の遺骨を埋葬もしくは散骨する形式と考える向きもあります。
合祀形式での樹木葬が永代供養墓と呼ばれることもあり、樹木を墓標にした墓所を望んでいる人は事前にしっかり個々の実態を調べて、希望する施設がある場合は実際に足を運んで見学しておくほうが納得して選ぶことができます。
樹木を墓標にすると言っても植樹できる種類があらかじめ決まっている施設もあり、希望している樹種がある人はその点も確認しておくことが大切です。
既に樹木葬区画が開設されて月日が経っている施設では、樹木墓地としての全体の雰囲気も見ておくとより安心して選ぶことができます。
周辺の自然に溶け込んで趣のある樹林となっていれば地域の環境保全にも貢献していることになり、樹木墓地の利点の多さがわかります。